まんぼう通信局

2006年12月09日

ミイラと古代エジプト展[モノ・アート]

土曜日、雨。
のそのそと起きると8時過ぎで天気は雨。

滅入る気分を押さえて、ともかく上野のODBOXに行ってPolarを受け取ることにしました。
それだけだと、せっかく雨の日に出かけたのにもったいないため、上野公園をふらふら。

相変わらずダリ回顧展は長蛇の列。

科学博物館では「大英博物館 ミイラと古代エジプト展」が開催中なので、とりあえず足を向けると本日はさほど混んでいない模様。

せっかくなので、見てきました。

ミイラそのものよりは、壁画や彫刻などに興味があった私。
今回は、まず20分の「3Dシアター」を鑑賞してから、順路に従って展示品を見ていきます。
3Dシアターは、偏光眼鏡を使って立体映像を見せる形式のもの。ありがちと言えばありがちです。

ですが、さすが化博。展示の内容に直接関係は無いのですが、上映前に立体映像の仕組みを紹介しているあたり、学生時代に仮想現実感をかじっていた自分にとって、そのスタンスがかなり嬉しかったりします。

現在のミイラ研究では、包帯を解かずにMRI(展示ではCTスキャンと言ってましたが)で内部構造を調査しているそうな。得られた断面図から、ミイラの三次元モデル(バーチャルミイラという呼び方はなんだか変な気がしましたが(笑))を作成して可視化しているそうなのです。

3Dシアターはそのミイラを立体映像として鑑賞できるというもの。今回は、スクリーンの手前から4列目に座ることになってしまいました。もう少し後ろの方が良かったと思いつつも何とか左右センターをキープしました。(立体映像を見るときは、画面の中央が一番見やすいはずなので。)
結果として、場所はまずまず、というか良かったです。スクリーンの映像が視野いっぱいに広がることで、かなりの没入感が得られました。
たぶん、3Dシアターに入場するときは右から2つめのオレンジのゲートから入ると映像のズレもすくないし没入感も得られるしで良いのかもしれません。

平面とは違い、立体視することで形状を把握しやすいなぁと思いつつ、研究の現場でも立体視を活用しているのかなと思いをはせてみました。

3Dシアターの後は、鑑賞したミイラの実物や埋葬品などの展示を見て回ります。今日は展示品の前でじっくり鑑賞とできました。
動物の姿をした神や、動物が神聖なものとして扱われており、漫画文化にも多大な影響を与えているのかなとふと思ったりもして。

2時半前に入場して、しっかり2時間以上かけて見てきました。

博物館を出ると、外は真っ暗。

西洋美術館の木々がライトアップされ、水たまりに反射してきれいでした。
三脚が有れば良かったのになぁ。

露出時間 : 1/3秒
レンズF値 : F2.4
露出制御モード : 絞り優先AE
ISO感度 : 154
Exifバージョン : 0221
オリジナル撮影日時 : 2006:12:09 16:55:38
レンズの焦点距離 : 4.40(mm)

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コメント

投稿者 ayane : 2006年12月11日 02:29

ライトアップ綺麗ですね。

なんと!?国立西洋美術館のベルギー王立美術館展は10日迄だったのですか!(´д`。)
アブラハム・ブリューゲルとルネ・マグリットの「光の帝国」は一見の価値があったのにー!!残念です・・・。

投稿者 toMo@管理人 : 2006年12月12日 01:27

雨の日のライトアップって意外にねらい目かも。
……と思ったら、そういや世の中クリスマスですね。


あらら、残念。確かに、私もマグリットは見たかったかもしれません。(当日の時点でよく調べないでいた)

来年の3月末から東京国立博物館で開催のレオナルドダヴィンチ展はちょっと気になるお年頃。




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