まんぼう通信局

2007年09月15日

しまなみ海道ツアー5日目 [旅記]

9月7日 金曜日

台風でずれてしまいましたが、瀬戸内海ツアー最終日です!

とは言うものの、特に予定も無く、岡山12時6分の新幹線に間に合えばいいので気楽なもの。

朝8時過ぎにホテルを出て美観地区周辺のカフェでも探すことにしました。

しかし、antで美観地区を回ってみるも、どのお店も9時か10時にならないと開いてないみたいで、結局一時間ほどふらふらしながら写真を撮ったのち、カフェでサンドイッチを食べる事にしました。

とりあえず駆け込んで、ミックスサンドを注文。ごはんものがよかったけど朝はやってないそうです。残念。

さらに美観地区を回りながら写真を撮っていたのですが、フィルムも尽きてきたところで倉敷駅に向かいます。

時間に余裕があるので駅の反対側に行って見ると、なにやらテーマパークのようなものが。


……倉敷チボリ公園ってこのことか!
普通の公園だと思っていた私は調査不足orz

倉敷から岡山駅に移動して、新幹線乗り場でニュースを見ていると、関東を直撃した台風の影響がすさまじいもので、出勤時はまだ大変だった模様。

下りの新幹線は遅れが目立ちましたが、上りは問題なし

予定通り12時6分初の新幹線で一路東京へGoです。

ここで軽く問題?発生。
せっかく車両の一番後ろの座席を確保して、座席の後ろにantを納めようかと思ったのですが、すでに荷物が入っていておける状況じゃありません。
仕方ないので通路にくくりつけてワイヤーロックをすることにしました。

とりあえず駅弁を食べてしばらくすると、新大阪で荷物がなくなりました。
ほかに荷物を入れられては大変なので(笑急いでantを収納完了
東京まで寝て帰ることができました。

新幹線が都内に入ってくると、台風の影響で川がかなり増水し河川敷が水没している風景を目の当たりにし、一日ずらしてよかったというか、台風を見事にかわせてよかったと本気で思いました(笑

結局、月曜日に出発して金曜日帰宅とウィークデー丸々使ったツアーでしたが、非常に充実した夏休みでよかったぞ、と。

2007年09月14日

しまなみ海道ツアー4日目 [旅記]

9月6日 木曜日


昨晩は海の幸に舌鼓を打ちつつ、気が付いたら疲れで寝てしまい尾道の夜景を撮りに行けませんでした。残念。

さて、目が覚めると朝5時。明るくなり始めた、まだ太陽が昇っていない時間帯です。

天気予報で日中は暑くなることがわかっていたので、涼しい時間帯に千光寺まで歩くことにしました。

宿を出て、まず向かったのは千光寺山ロープウェイ乗り場。

乗り場の脇を通り、坂道を上りはじめます。
まだ太陽が昇りきっていないのに、坂道を歩くと汗が出てきます。

途中に招き猫美術館。外からは中に何があるか全く解らない作りがナイス。
後で行くつもりで場所をチェックです。

招き猫美術館のところで、瀬戸内海を振り返ります。まだ電灯が付いている時間帯なのです。

だんだん太陽が昇るなか、坂道を上ること約30分。千光寺山公園にある展望台に到着しました

ちょうど、瀬戸内海から朝日が昇り、尾道が明るくなってきました。



(PEN-F + F.ZUIKO(f=38mm/1:1.8) + Sensia III + PRビュープリント + CanoscanLiDE40)


(PEN-F + F.ZUIKO(f=38mm/1:1.8) + Sensia III + PRビュープリント + CanoscanLiDE40)

朝の尾道を撮った後、尾道市立美術館の前をとおり、尾道城の脇を抜けて商店街まで下ります。

8時から朝ごはんなので、7時過ぎに旅館に戻り、出発の準備をしながら台風情報をチェックです。
四国をそれて、関東方面に進んでいます。帰りの新幹線が動くかどうかちょっと心配ですが、それはそれ。

そして、朝ごはん。ハモのお吸い物が美味しかったです。

さて、荷物をまとめチェックアウトです。
荷物と自転車は午後まで宿で預かってくれるとの事でしたので、お言葉に甘えることにしました。

まずはおみやげをゲットするために商店街へ。
目星を付けていたのが尾道帆布。

おみやげを買って尾道観光へGoです。

……とは言うものの、猛暑です。千光寺まで歩くとかなりしんどいと思ったので、ロープウェーで千光寺山公園に上ります。

ロープウェー乗り場まで歩くだけで汗が噴き出してきます。歩いて上らなくて大正解。

暑いのが嫌だったので、尾道市立美術館へGo。
村山密展がやってました。

市立美術館のカフェで一服。

美術館を出て、坂道を下ります。

途中の古民家を改造した美術館?展示スペースに立ち寄ったりしつつ、招き猫美術館に行ってみると、見事に閉館日。そう言うこともあるさと坂道を下り、再び商店街へ。

お昼も過ぎていることなので、らーめん処伝でんにて、ふたたび尾道ラーメン。
やっぱり尾道ラーメンは醤油嫌いの私でも美味しいかも!

時間を見ると14時過ぎ。
後で聞けば、最高気温36度の猛暑だったらしく、あまりの暑さに耐えかねて早めに尾道を出てしまうことにしました。

旅館に戻り、預けていた荷物を受け取って14時58分の山陽本線にて尾道出発です。

帰りの新幹線は倉敷から出るので、とりあえず倉敷へ。
ていうかそもそも台風9号がかなり心配なので、倉敷に到着して緑の窓口で運行情報を聞いてみると「今のところ動いています」

それではと思い、初日に有り付けなかったカレー屋さんで早めの夕ご飯を食べることにしました。
16時過ぎに到着して、ランチメニューを注文するとどうやら時間が過ぎてしまっているとのこと。
でしたが、快く作ってもらえました。らっきー。

豆のカレーとシンハーです。


やっぱりカレーにはアジアンビールで決まりです。

さて、新幹線の時間も近くなってきたので、倉敷から岡山に移動することにしました。
一応乗る前に案内所で確認はしたのですが、岡山に行ってみないとわからないと言われ、とりあえず移動。
で、到着してみると、見事に山陽新幹線ののぼり方面が運休です。
静岡までは移動できるみたいですが、そこから東京方面が止まっているとの事で、倉敷に戻って一泊することにしました。

とにもかくにもケータイのじゃらんで宿を探してみると、見事に発見。
宿が確保できたところで改めて倉敷に戻ります。

ホテルに到着してみると駆け込みだったせいか、アメニティやら枕やらが二人分(笑
しかも、初日に泊まったホテルの隣でした。

急な延泊ということもあり、ホテルのコインランドリーで洗濯しつつ、テレビで台風の状況を見ると見事に関東直撃じゃないですか!

どうやら翌日のお昼過ぎには東京の天気が回復すると言っていたので、見事に台風を回避できそう。

結局、やることも無く洗濯して就寝した関東台風直撃の夜でした。

2007年09月13日

しまなみ海道ツアー3日目 [旅記]

9月5日 水曜日

本日の行程は今治→しまなみ海道(大島→伯方島→大三島→生口島→因島→向島)→尾道です。


拡大地図を表示

昨夜の雨も何のその、三日目も快晴のしまなみ海道ツアー。
本日は再び自転車で尾道まで移動し、料亭旅館で美味しい物を食べるという贅沢プランなのです。

朝、コンビニで買っておいたサラダを食べ、ホテルの喫茶店にて無料のトーストとコーヒーを頂いてから出発です。

ホテルを出たのは7時半

サイクリングチケットを購入したかったのですが、どこで買えるか調べていなかったので、まずはサンライズ糸山に行ってみることにしました。

途中のコンビニで水分を補給してからサンライズ糸山に到着すると、見事サイクリングチケットを購入できました。

50円券が10枚綴りで500円なり。ちょうどしまなみ海道片道分です。(尾道〜向島間は除く)

来島海峡大橋に入り、大島を目指します。
しかし、なんだか昨日よりもずいぶん楽。ずっと平坦か下り坂のような感じです(体力が回復しているせいかもしれませんが)

所々、昨日の雨で路面が濡れているところがありましたが、antに泥よけを付けているため、全く気にならず走れました。泥よけすごい!

大島、伯方島、大三島と順調に走っていますが、快晴で気温が高いせいか発汗量がすごいことになっています

こまめに水を補給しながら多々羅大橋まで走りましたが、水分不足が心配で昨日に引き続き、道の駅多々羅で水分補給です

少し早めですがパンとかき氷も補給。焼きたてパンが美味でした!

道の駅多々羅を出て多々羅大橋を見上げると、サンライズ糸山で見かけたマウンテンバイクが走っていました。
何食わぬ顔でantの実力を見せつけようかと(笑)若干スピードアップして追走します。
多々羅大橋を渡りきった料金所の手前で追いつき、何食わぬ顔で料金箱にサイクリングチケットを投入していると話しかけられました。

どうやらサンライズ糸山で私も見られており、「小さいタイヤでよく走るなぁ」と思ったそうで、やはり14iインチのインパクトは大きいようです(笑

サイクリスト氏に話を聞くと、大島の西側を大回りして来たとの事で、私が先行していた理由が分かりました。

しばらく一緒に走り、昨日ミカン畑の中を走った生口島や、峠を二つ越えてきた因島のショートカットルートを教えてもらいました。

この日は向かい風が強く、「しんどいからコンビニで休憩していく」との事で、因島に渡ってすぐのコンビニで別れ、私は先を進みます。

と、一人で走り始めてからすぐに、パチンコ屋さんのあたりでチェーンが外れてしまいました。いつもの事なのであわてず騒がず直す……つもりが、荷物を大量に積んでいる状態では意外に苦戦。
それでも何とかチェーンを戻し先を進みます。

一人で走り始めてからは、サイクリスト氏に牽いてもらっていた先ほどと違い、向かい風の影響をしっかり受けてだんだん体力が消耗しはじめました。

水分を取りながら因島大橋までたどり着きました。橋を渡れば向島。尾道までもう少しでしたが暑さと橋直前の上り坂と水分不足でまたしても頭痛が……。

因島大橋の下で休憩をしていると
、先ほど別れたサイクリスト氏に追いつかれてしまいました(笑

サイクリスト氏を見送り、しばし休憩した後因島大橋へ。
因島大橋は二階建ての下を走るため、熱中症直前の体には助かりました。

向島に渡り、橋から島に降りる下り坂の直後に自販機を見つけて水分補給。
水分を切らしていたので助かりました。

水分を取った後は海岸沿いから街中に入り、渡船乗り場を目指します。

13時24分、無事渡船に乗り込みます、ここまで来れば一安心。水分を補給したおかげで頭痛も収まってきました。

渡船から尾道の町並みを撮影です。

こちらは渡船から駅前方向。

渡船を下り本日の旅館を探しながら尾道市役所方面に向かっていると、先ほどのサイクリスト氏と再びすれ違いました(笑

しばらく旅館を探して尾道をうろうろ。商店街周辺を2週ほど回ってようやく旅館「魚信」さんを発見です。

チェックイン時間よりもかなり早かったのですが、行ってみると女将さんに快く迎えていただけました。
自転車をどこに置くのか心配だったのですが、事前に連絡していたこともあって問題なし。ちょうどお客さんが少ない日だったこともあり、門の中の玄関の片隅に置かせてもらえました。

で、部屋に案内してもらい冷たいお茶と、尾道名物の鯨羊羹を頂きました。

日焼けしたからだに冷たいお茶と甘いものが染みこみます。

かなり早い時間だったのですが、シャワーも貸して頂けました。

ここで時間を見ると三時前。夕食の時間まで時間があるため尾道観光をすることにしました。

しかし、暑い。
せっかくシャワーを浴びて着替えてたのに、すぐに汗だくになります。

とりあえず、千光寺方面は暑くて死にそうになると解っていたので、カメラを持って尾道を歩き、おみやげになりそうなものを物色することにしました。

途中でお昼ご飯を食べていなかったことを思い出し、おなかも空いていたので尾道ラーメンを食べようと商店街をふらふらと。

何軒か見つけたのですが定休日だったり、一昨年に行ったことのあるお店だったりしたので、結局、朱華園に行くことにしました。醤油ラーメンが苦手な私ですが、同じ醤油ベースでも尾道ラーメンは美味しく頂けるのですよ。


中華そば 490円なり
透明なスープに、背脂のつぶつぶが浮いていますが、脂ぎっているわけでもなく意外にあっさりしています。

食べおわり、ちょっと夕食が食べられるか心配だったので、尾道を歩き回っておなかを空かす事にしました(笑

しかし、暑い、あまりに暑いので、尾道映画資料館で涼んだり、路地の写真を撮ったり、旅行情報誌を見たりしながら歩いていると、本に載っているお茶屋さんを発見。

今川玉香園茶舗です。

猫がデザインされた缶に入っている尾道紅茶が紹介されており、どんなところかと思ったのですが、なんと元禄10年から続く老舗のお茶屋さん。
入ってみると情報誌のイメージとかなり違い、びっくりしました。

日本茶を扱っているお店なのに紅茶なのかと不思議に思い、おかみさんに聞いてみると、戦前に輸入した紅茶が蔵から出てきたので、輸入を再開し新しい尾道名物として売り出してみたとか。
パッケージの猫は尾道の「猫の町」といったイメージから作ってみたとのこと。

なるほど納得。おみやげにゲットです(笑

それから、尾道市の花のさくらを緑茶にブレンドした「桜の日本茶」をゲット。
帰宅してから飲んでみましたが、ほのかに桜の香りが漂いなんとも上品な風味で美味しかったです。

それから、ご主人ともお話をして、しまなみ海道を自転車で走ってきたというと、夜の瀬戸内海は波に尽きあがりが照らされ、金波銀波が見られるというのです!

お勧めが毎月の1日と15日の大潮の時だそうで、次回は夜のしまなみ海道も有りかなぁと思ってしまいました。

時間を見ると5時半を過ぎていたので、すこし余裕を持って旅館に戻ることにしました。

部屋に戻ると、部屋からちょうど夕暮れ時の尾道水路が見渡せます。

なんだか港町情緒あふれる風景です。

戻ってからお風呂に入り、いよいよ待望の夕食です。モブログでもなんか書いてましたが、こちらでも


右上から時計周りに、オコゼの薄造り、ホヤの塩辛、ハモの子煮凍り、生タコ湯引き

白身のお魚が多く淡泊だったのですが、うま味があり非常にグッド。
特に、梅肉のたれで頂くたこが美味しいのです。


こちらのサザエの壺焼きは、お出汁が美味しく、白いご飯が欲しくなってしまいました。

食べることに集中してて、ついメバル煮付けをGR-DIGITALで撮り忘れた……orz

こちらは尾道の地ビール。最近流行りのご当地ビールだそうです(女将さん談(笑


タチウオアスパラ巻き


ウナギ茄子博多煮。モブログでも書きましたが、ピリリと効いたわさびが味を引き立てているようでよかったです。


左がウニ御飯。食べきれないかなと思っていたのですが、しっかり走った後なので、全く問題なく食べられてしまいました。とろけるウニが非常に美味。

右がハモの葛打ち。濃厚なハモの風味が美味しいお吸い物でした。

ビールを頂きながらいただく海の幸に非常に満足。

ふと外を見ると尾道大橋がライトアップされています。女将さんの話だと、週末はさらにライトアップされるのだとか。週末の尾道も良いかもしれないですね!

本当は夜の尾道も写真に撮れればいいなと思っていたのですが、日中の疲れが出て気が付いたらダウンしていました(笑

本日の走行記録
積算距離 76.3km
移動時間 3時間58分
停止時間 1時間13分
移動平均速 19.2km/h
全体平均速 14.7km/h

2007年09月12日

しまなみ海道ツアー2日目 [旅記]

9月4日 火曜日

本日の行程は倉敷→尾道→しまなみ海道(向島→因島→生口島→大三島→伯方島→見近島→大島)→今治

下は尾道から向島に渡ってから、今治までのGPSのログ。

拡大地図を表示

朝5時過ぎに起き、準備した後6時過ぎにホテルを出て倉敷駅へGo。

通勤ラッシュが心配なので回避するために早めに倉敷を出発します。

無事電車に乗り込むと、人はまばら。最初はantを座席に立てかけ私も立っていたのですが、尾道まで1時間ほどあるし人も少ないので、とりあえず座席にantをくくりつけて体力温存のためにすこし寝ることに。
……したのですが、だんだんと人が多くなってきてちょっと心配。

通勤ラッシュに巻き込まれつつもなんとか尾道に到着。
次回しまなみ海道を走る時は尾道に宿泊するか、始発で出るくらいにしないと危険かもしれませんね。

駅に降り立ち、早速しまなみ海道のサイクリングチケット売り場を探します。
しまなみ海道を自転車で渡るには通行料が必要で、橋によって50円から200円。賽銭箱のような料金箱があるだけでお釣りは戻ってきません。
小銭を用意しても良いのですが、サイクリングチケットを購入した方が雰囲気が出るだろうと考え
尾道駅前港湾駐車場
で、無事チケットをゲットしました。

では、いよいよ向島に渡ります。尾道大橋を使って向島に移動することも出来るようですが(自転車は10円)、道が狭いと言うことと、尾道駅から少し距離がある事もあって渡船を使ってみました。

渡船乗り場を見つけたので足を運び、乗り方を渡船のおじさんに聞いてみると料金は出航してから回収に来るとのことで大人100円+自転車10円。

すぐに向島に到着し、しまなみ海道ツアーにGoです。


……が、いきなりトラブル(?)
尾道工業高校(南)付近でGPSの電池が切れてしまいました。
鞄の中に予備の電池があるのですが、荷物が多く見つけるのに苦戦することに。

教訓:すぐ使いそうなものをわかりやすいところに入れておいたら、場所を忘れないようにしましょう。

入れた場所を忘れて10分近く探すハメになったのは極秘です。

気を取り直して出発。

街中から海岸線沿いを走ると「大規模自転車道」の文字が!
期待が高まるってものです!

しばらくすると因島大橋の案内が見えてきました。
しまなみ海道を走り始め、最初の橋です。

案内を左折すると「有料道路」表示と橋へのアプローチ。

ていうか、上り坂ですよ奥さん!

坂を登り切り、橋に入ります。
因島大橋は尾道から今治まで唯一自動車と自転車で別れている橋で、2階建て?になっております。
自転車、歩行者と原動機付き自転車は橋の下側を進みます。

橋を渡りきったところに料金所が!
走り始めて初料金所であります。さっそく朝買ったサイクリングチケットを切り離して、料金箱に投入し、因島上陸です。

因島大橋出てからは一気に坂を下り、海岸沿いを走ります。

案内に沿ってフラワーセンターの隣を通り、ローソンで水分補給をしていると、おじいさんに声をかけられました。

antが珍しかったようです。
因島は昔から農業で生計を立てていたそうですが、造船などで外部の人が入ってきたとかの話をして気が付いたら30分。

再び走りはじめ、次は因島と生口島を結ぶ生口橋。
比較的短い橋です。
この橋からは車道と同じく橋の上を渡ります

橋を渡りきると、記念スタンプ台を発見。

生口島では島の北西側を大回りします。
このあたりにあるサイクリングロードの表示に従って進むと、だんだん山の中に入っていきます。道路は緑色にペイントされており、間違いなくサイクリングロードです。

不安になりながら進むと、ミカン畑の中に道が続いています。

このときは木々が緑でしたが、時期になれば緑と黄色の風景が楽しめそうです。
しかし、後ほど地図を見るとこのあたりを左折せずに直進すればショートカット出来た事実……というか、道を間違えていたことに気づいたのが後日談(笑

海沿いに出ると、緑色にペイントされた自転車用レーンが用意され、瀬戸内海を眺めながら走ることができます。

次は生口島と大三島をつなぐ多々羅大橋です。

橋の柱には多々良鳴き龍の案内板が。手を叩くと音が反響するそうです。
拍子木も置いてあるので試してみると……!。

たしかに反響が聞こえます。しかも、結構長いので人が通ったらちょっと恥ずかしかったかもしれません。

多々羅大橋を渡り終え
たのは良いのですが、ローソンで補給した水とスポーツドリンクが早速無くなってしまいました。
天気がよく、日陰があまり無い道なので水分が無くなると間違いなく熱中症になります。

そこで、多々羅大橋を降りてすぐにある道の駅、多々羅しまなみ公園で補給しました。

ほとんど休憩無しで走ってきたので水とかき氷、それからパンを補給します。

ふと、公園から多々羅大橋が良く見える場所にこんなものを発見しました。

鳴らすとしあわせがもっと近づき、そしてもっと大きな実を結ぶ ふしぎなふしぎな「しあわせの鐘」との事で、早速鳴らしてみたら、思いの外良く響く音にびっくり。
つい、あたりを見回してしまいました←小心者(笑

道の駅のあたりで、今治までちょうど半分の距離で時間は12時。
朝8時に出ているのでかなりゆっくりです。少しペースを上げて次の伯方島を目指します。

大三島は島の面積は広いのですが、しまなみ海道サイクリングロードとしては、島の右側の海岸を走るので、次の橋までが短く感じます。

こちらは大三島と伯方島を結ぶ、大三島橋。

次は塩で有名?な伯方島に上陸します。
後から考えると、おみやげに塩を買ってくれば良かったと思ったのですが、結局買わず仕舞い。

伯方島もサイクリングロードとしては短く、すぐに伯方・大島大橋の入口に到着しました。

伯方・大島大橋を走り始めると伯方ビーチが見下ろせます。

と、すぐに気になる看板を発見。早速行ってみました

進路を変えると、いきなり急な下り坂。
帰りに坂を上ることを心配しながら一気に駆け下りると橋の下にでました。

少し散策してみると、こんな景色も!
どうやら自然観察公園?になっており、キャンプが出来そうな雰囲気です。

ちなみに、二つ前の橋の下から写真を撮った場所はこんな感じ。
秘密の場所ぽい感じがなんだかグッドです。テント持ってくると楽しいかも!

次は大島上陸です。
ですが、ここでトラブル。

大三島で補給した水分が底をつき、だんだん頭が痛くなってきました。
熱中症直前のおそれがあったので、大島北料金所の少し先の高速道路下で10分少々休憩です。このタイミングで、モブログにも送信です。

とりあえず、まだへろへろな状態でしたが先に進むことにしました。

しかし、道は上り坂。水分が無くなっている状態の体には約2kmほどの峠がかなりしんどかったです。
上りを終え、下り坂で体に風を受けクールダウンしていると、町にさしかかったところで自販機発見!

なんとか水分を補給して一息つくことができました。
まだ軽く頭痛が残りますがこれで一安心。

来島海峡大橋まで一気に移動します。

道の駅、よしうみいきいき館の横を通りすぎ、いよいよ尾道〜今治の間で最後の橋、来島海峡大橋を渡ります。

全長4kmと距離が長いため、長時間直射日光の当たる橋の上のため、暑さにへこたれそうになりましたが、休憩をしつつ何とか四国に上陸です!

しかし、四国上陸したとはいえ、本日の宿は今治市役所前。まだ5kmほど先なのです。

いつもならばたいした距離では無いのですが、炎天下にさらされ体力に不安があるため、来島海峡大橋を降りてすぐのサイクリングターミナル、サンライズ糸山で最後の水分補給。

そして市街地に向けてサンライズ糸山から一気に坂を下ります。

振り返るとこんな感じで、かなり道が高いところに!

すぐに市街地に入り、15時半になんとか今治港付近のホテルに到着です。

すぐチェックインを済ませシャワーを浴びてしばしお昼寝。

2時間ほど寝ると頭痛も治まり夕食を食べるべく、antを持ってホテルを出ようとしたのですが、出た瞬間に雨が当たってきました。

仕方ないので再び部屋に戻りantを置き、今治港と市役所の間の通りをふらふらし、居酒屋?風の食堂にて晩ご飯を済ませます。

食事の後はコンビニで翌朝のご飯を買い、ホテルに戻りました。

で、お昼寝をする前に冷やしておいた、倉敷地ビールです(笑

実は、1日目に買っておいたのですがしっかり夕食で飲んでしまったため飲まずに置いたのです。

しかし、先ほどの食堂でビールを一杯頂いていたので一缶でおなかがいっぱい。
残りは明日以降にすることにしました。

台風が不安なのでニュースを見ると、四国はまだ大丈夫みたい。
明日は無事尾道に戻れそうです。

本日の走行記録
積算距離 81.5km
移動時間 4時間21分
停止時間 1時間45分
移動平均速 18.7km/h
全体平均速 13.3km/h

2007年09月11日

しまなみ海道ツアー1日目 [旅記]

9月3日 月曜日

ようやく取れた夏休みを使って、念願のしまなみ海道を走ってきました。

旅のお供はbipod ant。
オーストリッチN-3や、リクセンカウルを取り付けるとこんな感じなのです。

後ろタイヤへの負荷が高そうですが、見事にキャリアに載せたN-3リヤバッグとリクセンカウルマッチパックが収まりました。

これで三泊四日の旅もへっちゃらです。

さて、初日の行程はこんな感じ。

東京→倉敷(一泊)

9月3日、朝。
八時半くらいに家を飛び出し、最寄り駅から山手線経由で東京駅へ。
朝10時頃の新幹線ならばさほど混んでいないだろうと思ったのが間違いで、山手線は空いていたのですが、都営地下鉄がめちゃくちゃ混んでおりました。
それもそのはず、朝9時あたりだとまだまだ通勤時間帯。
見事にそこまで考えておらず、大荷物で満員電車という気まずい思いで旅開始です。

さて、東京駅に到着し、朝ご飯代わりに駅弁をゲット。
東京10時13分発、岡山13時37分着の山陽新幹線で出発なのです。

新幹線は、なんと噂のN700系。
鉄道趣味の同僚から一日4本程度しか運行していないと聞いたのでタイミング良く新型に乗れたことになります。

新幹線に乗ってすぐに駅弁を頂きます。あと、ビール。

平日ていうか月曜日の朝からビールとはなんという贅沢でしょう!

今回の駅弁は「やさいたっぷり幕の内」。最近食事に気を遣っている私にとってまさにベストマッチ(笑

岡山まで3時間半近くかかるので、時間はたっぷり。
前日に購入した旅行情報誌で、今回の行きさきの情報をチェック。

で、岡山で山陽本線に乗り換えて、14時頃に倉敷到着。
ホテルの場所が駅の近くだと思い、antを畳んだまま転がして移動したのですが思いの外距離があり、これなら走った方が良かったとちょっと後悔です。

ホテルは美観地区の入口で、観光にはもってこい。
とりあえずシャワーを浴びて汗を流してから、antで美観地区にGo!

ひととおり回ったのですが、自転車よりも徒歩で回った方が良いと言うことに気づき、ホテルにantを置いて再度出発。

美観地区を歩き回って白壁の蔵を撮影です。

途中、アイビースクウェアに寄った後、おなかが空いたので、きびだんご(岡山だけに)
廣榮堂で抹茶ときびだんごをセットで。

で、休憩した後にさらに美観地区をふらふらと。

途中、実家に倉敷の地酒を送ろうと酒屋さんに寄ったりしつつ写真を撮ります。

だんだんおなかが空いてきたので美観地区のはずれで見つけたカレー屋さんに足を運びます。
18時くらいに行ったのですがどうやら午前中の部が終了し、午後の部が18時半からとの事。
時間になるまで近くの阿智神社に足を運び、日没の倉敷市を一枚。

で、時間が近づいたので向かったのですが、なんとカレー屋がまだ開いていないではないですか!
他にもカレーを出していたお店があったと思い、美観地区をふらふらしたのですが、店じまいをした後。
結局夕食は、ばんやで取ることに。
モブログでも書いてますが、ドリンクが半額だったのでつい引き寄せられてしまったのです(笑

で、入ってみると月曜日と言うこともあってかお客さんは少なめ。

写真のサーモンの南蛮漬けを頼んでみると、非常に美味。
地ビールと一緒に頂いていると、今日の客層は海外からのお客さんがなんだか多いみたいです。
店員さんに聞いてみると、来るけど今日は特別多いとの談。

店員さんと話をしつつ、サラダや手羽先の唐揚げなどをビールと地酒でしっかり頂いて店をでると、なんと雨!

傘はホテルに置いてきてしまったのですが、歩いてすぐの距離なので手ぬぐいを頭にかけてホテルに戻りました。
翌日の天気が気になったのですが、モブログを書いている時にふと外を見ると雨が上がったようで一安心でした。

近くのコンビニで翌日の朝ご飯を買って、23時頃にお休みなさい。

2007年09月02日

しまなみ海道ツアー2007 [旅記]

しまなみ海道の近くを通ってから早いもので3年。
最初に尾道を訪れた時は大学院の卒業旅行の中国地方ツアーの時

次に訪れたのが去年の四国旅行愛媛の今治付近を通った時。

三年目にしてようやくリベンジです。

9月3日〜6日の予定で行ってきます。
予定としては、
9/3:倉敷観光と写真撮影。(宿:倉敷)
9/4:尾道〜今治をantで走る。(宿:今治)
9/5:今治〜尾道をantで走る。(宿:尾道)
9/6:尾道観光と写真撮影後 帰宅

台風が怖いですが、なんとかなって欲しい!

例によって、まんぼう通信局モバイルで更新する予定。
今回は一人旅だから、気ままに更新が出来る予感。

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