まんぼう通信局

2007年09月12日

しまなみ海道ツアー2日目[旅記]

9月4日 火曜日

本日の行程は倉敷→尾道→しまなみ海道(向島→因島→生口島→大三島→伯方島→見近島→大島)→今治

下は尾道から向島に渡ってから、今治までのGPSのログ。

拡大地図を表示

朝5時過ぎに起き、準備した後6時過ぎにホテルを出て倉敷駅へGo。

通勤ラッシュが心配なので回避するために早めに倉敷を出発します。

無事電車に乗り込むと、人はまばら。最初はantを座席に立てかけ私も立っていたのですが、尾道まで1時間ほどあるし人も少ないので、とりあえず座席にantをくくりつけて体力温存のためにすこし寝ることに。
……したのですが、だんだんと人が多くなってきてちょっと心配。

通勤ラッシュに巻き込まれつつもなんとか尾道に到着。
次回しまなみ海道を走る時は尾道に宿泊するか、始発で出るくらいにしないと危険かもしれませんね。

駅に降り立ち、早速しまなみ海道のサイクリングチケット売り場を探します。
しまなみ海道を自転車で渡るには通行料が必要で、橋によって50円から200円。賽銭箱のような料金箱があるだけでお釣りは戻ってきません。
小銭を用意しても良いのですが、サイクリングチケットを購入した方が雰囲気が出るだろうと考え
尾道駅前港湾駐車場
で、無事チケットをゲットしました。

では、いよいよ向島に渡ります。尾道大橋を使って向島に移動することも出来るようですが(自転車は10円)、道が狭いと言うことと、尾道駅から少し距離がある事もあって渡船を使ってみました。

渡船乗り場を見つけたので足を運び、乗り方を渡船のおじさんに聞いてみると料金は出航してから回収に来るとのことで大人100円+自転車10円。

すぐに向島に到着し、しまなみ海道ツアーにGoです。


……が、いきなりトラブル(?)
尾道工業高校(南)付近でGPSの電池が切れてしまいました。
鞄の中に予備の電池があるのですが、荷物が多く見つけるのに苦戦することに。

教訓:すぐ使いそうなものをわかりやすいところに入れておいたら、場所を忘れないようにしましょう。

入れた場所を忘れて10分近く探すハメになったのは極秘です。

気を取り直して出発。

街中から海岸線沿いを走ると「大規模自転車道」の文字が!
期待が高まるってものです!

しばらくすると因島大橋の案内が見えてきました。
しまなみ海道を走り始め、最初の橋です。

案内を左折すると「有料道路」表示と橋へのアプローチ。

ていうか、上り坂ですよ奥さん!

坂を登り切り、橋に入ります。
因島大橋は尾道から今治まで唯一自動車と自転車で別れている橋で、2階建て?になっております。
自転車、歩行者と原動機付き自転車は橋の下側を進みます。

橋を渡りきったところに料金所が!
走り始めて初料金所であります。さっそく朝買ったサイクリングチケットを切り離して、料金箱に投入し、因島上陸です。

因島大橋出てからは一気に坂を下り、海岸沿いを走ります。

案内に沿ってフラワーセンターの隣を通り、ローソンで水分補給をしていると、おじいさんに声をかけられました。

antが珍しかったようです。
因島は昔から農業で生計を立てていたそうですが、造船などで外部の人が入ってきたとかの話をして気が付いたら30分。

再び走りはじめ、次は因島と生口島を結ぶ生口橋。
比較的短い橋です。
この橋からは車道と同じく橋の上を渡ります

橋を渡りきると、記念スタンプ台を発見。

生口島では島の北西側を大回りします。
このあたりにあるサイクリングロードの表示に従って進むと、だんだん山の中に入っていきます。道路は緑色にペイントされており、間違いなくサイクリングロードです。

不安になりながら進むと、ミカン畑の中に道が続いています。

このときは木々が緑でしたが、時期になれば緑と黄色の風景が楽しめそうです。
しかし、後ほど地図を見るとこのあたりを左折せずに直進すればショートカット出来た事実……というか、道を間違えていたことに気づいたのが後日談(笑

海沿いに出ると、緑色にペイントされた自転車用レーンが用意され、瀬戸内海を眺めながら走ることができます。

次は生口島と大三島をつなぐ多々羅大橋です。

橋の柱には多々良鳴き龍の案内板が。手を叩くと音が反響するそうです。
拍子木も置いてあるので試してみると……!。

たしかに反響が聞こえます。しかも、結構長いので人が通ったらちょっと恥ずかしかったかもしれません。

多々羅大橋を渡り終え
たのは良いのですが、ローソンで補給した水とスポーツドリンクが早速無くなってしまいました。
天気がよく、日陰があまり無い道なので水分が無くなると間違いなく熱中症になります。

そこで、多々羅大橋を降りてすぐにある道の駅、多々羅しまなみ公園で補給しました。

ほとんど休憩無しで走ってきたので水とかき氷、それからパンを補給します。

ふと、公園から多々羅大橋が良く見える場所にこんなものを発見しました。

鳴らすとしあわせがもっと近づき、そしてもっと大きな実を結ぶ ふしぎなふしぎな「しあわせの鐘」との事で、早速鳴らしてみたら、思いの外良く響く音にびっくり。
つい、あたりを見回してしまいました←小心者(笑

道の駅のあたりで、今治までちょうど半分の距離で時間は12時。
朝8時に出ているのでかなりゆっくりです。少しペースを上げて次の伯方島を目指します。

大三島は島の面積は広いのですが、しまなみ海道サイクリングロードとしては、島の右側の海岸を走るので、次の橋までが短く感じます。

こちらは大三島と伯方島を結ぶ、大三島橋。

次は塩で有名?な伯方島に上陸します。
後から考えると、おみやげに塩を買ってくれば良かったと思ったのですが、結局買わず仕舞い。

伯方島もサイクリングロードとしては短く、すぐに伯方・大島大橋の入口に到着しました。

伯方・大島大橋を走り始めると伯方ビーチが見下ろせます。

と、すぐに気になる看板を発見。早速行ってみました

進路を変えると、いきなり急な下り坂。
帰りに坂を上ることを心配しながら一気に駆け下りると橋の下にでました。

少し散策してみると、こんな景色も!
どうやら自然観察公園?になっており、キャンプが出来そうな雰囲気です。

ちなみに、二つ前の橋の下から写真を撮った場所はこんな感じ。
秘密の場所ぽい感じがなんだかグッドです。テント持ってくると楽しいかも!

次は大島上陸です。
ですが、ここでトラブル。

大三島で補給した水分が底をつき、だんだん頭が痛くなってきました。
熱中症直前のおそれがあったので、大島北料金所の少し先の高速道路下で10分少々休憩です。このタイミングで、モブログにも送信です。

とりあえず、まだへろへろな状態でしたが先に進むことにしました。

しかし、道は上り坂。水分が無くなっている状態の体には約2kmほどの峠がかなりしんどかったです。
上りを終え、下り坂で体に風を受けクールダウンしていると、町にさしかかったところで自販機発見!

なんとか水分を補給して一息つくことができました。
まだ軽く頭痛が残りますがこれで一安心。

来島海峡大橋まで一気に移動します。

道の駅、よしうみいきいき館の横を通りすぎ、いよいよ尾道〜今治の間で最後の橋、来島海峡大橋を渡ります。

全長4kmと距離が長いため、長時間直射日光の当たる橋の上のため、暑さにへこたれそうになりましたが、休憩をしつつ何とか四国に上陸です!

しかし、四国上陸したとはいえ、本日の宿は今治市役所前。まだ5kmほど先なのです。

いつもならばたいした距離では無いのですが、炎天下にさらされ体力に不安があるため、来島海峡大橋を降りてすぐのサイクリングターミナル、サンライズ糸山で最後の水分補給。

そして市街地に向けてサンライズ糸山から一気に坂を下ります。

振り返るとこんな感じで、かなり道が高いところに!

すぐに市街地に入り、15時半になんとか今治港付近のホテルに到着です。

すぐチェックインを済ませシャワーを浴びてしばしお昼寝。

2時間ほど寝ると頭痛も治まり夕食を食べるべく、antを持ってホテルを出ようとしたのですが、出た瞬間に雨が当たってきました。

仕方ないので再び部屋に戻りantを置き、今治港と市役所の間の通りをふらふらし、居酒屋?風の食堂にて晩ご飯を済ませます。

食事の後はコンビニで翌朝のご飯を買い、ホテルに戻りました。

で、お昼寝をする前に冷やしておいた、倉敷地ビールです(笑

実は、1日目に買っておいたのですがしっかり夕食で飲んでしまったため飲まずに置いたのです。

しかし、先ほどの食堂でビールを一杯頂いていたので一缶でおなかがいっぱい。
残りは明日以降にすることにしました。

台風が不安なのでニュースを見ると、四国はまだ大丈夫みたい。
明日は無事尾道に戻れそうです。

本日の走行記録
積算距離 81.5km
移動時間 4時間21分
停止時間 1時間45分
移動平均速 18.7km/h
全体平均速 13.3km/h

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