まんぼう通信局

2007年09月13日

しまなみ海道ツアー3日目[旅記]

9月5日 水曜日

本日の行程は今治→しまなみ海道(大島→伯方島→大三島→生口島→因島→向島)→尾道です。


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昨夜の雨も何のその、三日目も快晴のしまなみ海道ツアー。
本日は再び自転車で尾道まで移動し、料亭旅館で美味しい物を食べるという贅沢プランなのです。

朝、コンビニで買っておいたサラダを食べ、ホテルの喫茶店にて無料のトーストとコーヒーを頂いてから出発です。

ホテルを出たのは7時半

サイクリングチケットを購入したかったのですが、どこで買えるか調べていなかったので、まずはサンライズ糸山に行ってみることにしました。

途中のコンビニで水分を補給してからサンライズ糸山に到着すると、見事サイクリングチケットを購入できました。

50円券が10枚綴りで500円なり。ちょうどしまなみ海道片道分です。(尾道〜向島間は除く)

来島海峡大橋に入り、大島を目指します。
しかし、なんだか昨日よりもずいぶん楽。ずっと平坦か下り坂のような感じです(体力が回復しているせいかもしれませんが)

所々、昨日の雨で路面が濡れているところがありましたが、antに泥よけを付けているため、全く気にならず走れました。泥よけすごい!

大島、伯方島、大三島と順調に走っていますが、快晴で気温が高いせいか発汗量がすごいことになっています

こまめに水を補給しながら多々羅大橋まで走りましたが、水分不足が心配で昨日に引き続き、道の駅多々羅で水分補給です

少し早めですがパンとかき氷も補給。焼きたてパンが美味でした!

道の駅多々羅を出て多々羅大橋を見上げると、サンライズ糸山で見かけたマウンテンバイクが走っていました。
何食わぬ顔でantの実力を見せつけようかと(笑)若干スピードアップして追走します。
多々羅大橋を渡りきった料金所の手前で追いつき、何食わぬ顔で料金箱にサイクリングチケットを投入していると話しかけられました。

どうやらサンライズ糸山で私も見られており、「小さいタイヤでよく走るなぁ」と思ったそうで、やはり14iインチのインパクトは大きいようです(笑

サイクリスト氏に話を聞くと、大島の西側を大回りして来たとの事で、私が先行していた理由が分かりました。

しばらく一緒に走り、昨日ミカン畑の中を走った生口島や、峠を二つ越えてきた因島のショートカットルートを教えてもらいました。

この日は向かい風が強く、「しんどいからコンビニで休憩していく」との事で、因島に渡ってすぐのコンビニで別れ、私は先を進みます。

と、一人で走り始めてからすぐに、パチンコ屋さんのあたりでチェーンが外れてしまいました。いつもの事なのであわてず騒がず直す……つもりが、荷物を大量に積んでいる状態では意外に苦戦。
それでも何とかチェーンを戻し先を進みます。

一人で走り始めてからは、サイクリスト氏に牽いてもらっていた先ほどと違い、向かい風の影響をしっかり受けてだんだん体力が消耗しはじめました。

水分を取りながら因島大橋までたどり着きました。橋を渡れば向島。尾道までもう少しでしたが暑さと橋直前の上り坂と水分不足でまたしても頭痛が……。

因島大橋の下で休憩をしていると
、先ほど別れたサイクリスト氏に追いつかれてしまいました(笑

サイクリスト氏を見送り、しばし休憩した後因島大橋へ。
因島大橋は二階建ての下を走るため、熱中症直前の体には助かりました。

向島に渡り、橋から島に降りる下り坂の直後に自販機を見つけて水分補給。
水分を切らしていたので助かりました。

水分を取った後は海岸沿いから街中に入り、渡船乗り場を目指します。

13時24分、無事渡船に乗り込みます、ここまで来れば一安心。水分を補給したおかげで頭痛も収まってきました。

渡船から尾道の町並みを撮影です。

こちらは渡船から駅前方向。

渡船を下り本日の旅館を探しながら尾道市役所方面に向かっていると、先ほどのサイクリスト氏と再びすれ違いました(笑

しばらく旅館を探して尾道をうろうろ。商店街周辺を2週ほど回ってようやく旅館「魚信」さんを発見です。

チェックイン時間よりもかなり早かったのですが、行ってみると女将さんに快く迎えていただけました。
自転車をどこに置くのか心配だったのですが、事前に連絡していたこともあって問題なし。ちょうどお客さんが少ない日だったこともあり、門の中の玄関の片隅に置かせてもらえました。

で、部屋に案内してもらい冷たいお茶と、尾道名物の鯨羊羹を頂きました。

日焼けしたからだに冷たいお茶と甘いものが染みこみます。

かなり早い時間だったのですが、シャワーも貸して頂けました。

ここで時間を見ると三時前。夕食の時間まで時間があるため尾道観光をすることにしました。

しかし、暑い。
せっかくシャワーを浴びて着替えてたのに、すぐに汗だくになります。

とりあえず、千光寺方面は暑くて死にそうになると解っていたので、カメラを持って尾道を歩き、おみやげになりそうなものを物色することにしました。

途中でお昼ご飯を食べていなかったことを思い出し、おなかも空いていたので尾道ラーメンを食べようと商店街をふらふらと。

何軒か見つけたのですが定休日だったり、一昨年に行ったことのあるお店だったりしたので、結局、朱華園に行くことにしました。醤油ラーメンが苦手な私ですが、同じ醤油ベースでも尾道ラーメンは美味しく頂けるのですよ。


中華そば 490円なり
透明なスープに、背脂のつぶつぶが浮いていますが、脂ぎっているわけでもなく意外にあっさりしています。

食べおわり、ちょっと夕食が食べられるか心配だったので、尾道を歩き回っておなかを空かす事にしました(笑

しかし、暑い、あまりに暑いので、尾道映画資料館で涼んだり、路地の写真を撮ったり、旅行情報誌を見たりしながら歩いていると、本に載っているお茶屋さんを発見。

今川玉香園茶舗です。

猫がデザインされた缶に入っている尾道紅茶が紹介されており、どんなところかと思ったのですが、なんと元禄10年から続く老舗のお茶屋さん。
入ってみると情報誌のイメージとかなり違い、びっくりしました。

日本茶を扱っているお店なのに紅茶なのかと不思議に思い、おかみさんに聞いてみると、戦前に輸入した紅茶が蔵から出てきたので、輸入を再開し新しい尾道名物として売り出してみたとか。
パッケージの猫は尾道の「猫の町」といったイメージから作ってみたとのこと。

なるほど納得。おみやげにゲットです(笑

それから、尾道市の花のさくらを緑茶にブレンドした「桜の日本茶」をゲット。
帰宅してから飲んでみましたが、ほのかに桜の香りが漂いなんとも上品な風味で美味しかったです。

それから、ご主人ともお話をして、しまなみ海道を自転車で走ってきたというと、夜の瀬戸内海は波に尽きあがりが照らされ、金波銀波が見られるというのです!

お勧めが毎月の1日と15日の大潮の時だそうで、次回は夜のしまなみ海道も有りかなぁと思ってしまいました。

時間を見ると5時半を過ぎていたので、すこし余裕を持って旅館に戻ることにしました。

部屋に戻ると、部屋からちょうど夕暮れ時の尾道水路が見渡せます。

なんだか港町情緒あふれる風景です。

戻ってからお風呂に入り、いよいよ待望の夕食です。モブログでもなんか書いてましたが、こちらでも


右上から時計周りに、オコゼの薄造り、ホヤの塩辛、ハモの子煮凍り、生タコ湯引き

白身のお魚が多く淡泊だったのですが、うま味があり非常にグッド。
特に、梅肉のたれで頂くたこが美味しいのです。


こちらのサザエの壺焼きは、お出汁が美味しく、白いご飯が欲しくなってしまいました。

食べることに集中してて、ついメバル煮付けをGR-DIGITALで撮り忘れた……orz

こちらは尾道の地ビール。最近流行りのご当地ビールだそうです(女将さん談(笑


タチウオアスパラ巻き


ウナギ茄子博多煮。モブログでも書きましたが、ピリリと効いたわさびが味を引き立てているようでよかったです。


左がウニ御飯。食べきれないかなと思っていたのですが、しっかり走った後なので、全く問題なく食べられてしまいました。とろけるウニが非常に美味。

右がハモの葛打ち。濃厚なハモの風味が美味しいお吸い物でした。

ビールを頂きながらいただく海の幸に非常に満足。

ふと外を見ると尾道大橋がライトアップされています。女将さんの話だと、週末はさらにライトアップされるのだとか。週末の尾道も良いかもしれないですね!

本当は夜の尾道も写真に撮れればいいなと思っていたのですが、日中の疲れが出て気が付いたらダウンしていました(笑

本日の走行記録
積算距離 76.3km
移動時間 3時間58分
停止時間 1時間13分
移動平均速 19.2km/h
全体平均速 14.7km/h

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