8/30〜9/4の日程で、小笠原諸島父島に行ってきました。
目的は前述の通りantで父島の道を制覇すること。
やってみると、山ばかりでなんて無謀だったのだろうと実感しました。
またやりたいけど(バカだ(笑))
旅行記が完成したのでエントリしなおしです。
<1日目>竹芝桟橋〜太平洋
○海の上
久しぶりに船に乗ったので船内をふらふらしたり、2等船室でお昼寝してみたり、本読んだりしてみる。
17時頃に甲板に出てみると、周りに海と空と雲しかない。
GPSを見てみると八丈島の東あたりという事が判明。
陸地でしか使ったこと無かったけど、GPSに感動。
○岩陰が見えた!
八丈島沖を航行中とのアナウンスがあったのでデッキに出てみました。
GPSで確認すると20キロメートルくらい東側。
目視できた。
○夜、星が見える
デッキに上がってみると満天の星空……と雲。
アロハシャツを着た船員さんに夏の大三角形や蠍座を教えてもらいました。
しばらくすると雲が晴れ、お腹もすいてきたのでもつ煮込みとハイネケン。
食べ終わってもハイネケンが半分残っていたので、スナイダーズプレッツェルを買ってデッキに上がって星を見ながらボリボリする。
最近はアルコールを美味しいからと言う理由で飲めるように戻った気がしました(いろんな意味で。邪推ナシでお願い)
<2日目>太平洋→父島→母島→父島
○二日目朝ご飯
バイキング形式で好きなものをトレイに乗せてから会計……という、スキー場でよくある感じ。
今回は和食系で攻めて見ました。
これで950円。高い?
○船内アナウンスで小笠原列島付近に差し掛かったとの事。
東京から1000キロメートルから1300キロメートルとか。
現在地は小笠原列島の最北端に差し掛かったとのこと。目視確認できました。
詳しくはGoogleマップ参照なのです。
と、いうことでデッキに上がって現在地の記録と写真撮ってきます(笑)
○下船してからのこと。
預けていたantを受け取って、ディレーラーの目視確認。大丈夫みたいでした。
その後、ドルフィンスイム半日ツアーに参加。
小さな漁船みたいなのに乗って、父島の周りを一周しながらイルカを探すのです。
……船の写真、撮り忘れてるorz
最初は兄島の海中公園で魚の餌付けしながら戯れるのです。
船の上から撮ってみましたが、滅茶苦茶海が透き通っててきれい!
三点セット(フィン、マスク、シュノーケル)を使う練習がてら泳いでみました。
シュノーケルに水が入るのが怖くて潜水出来なかったヨ……
イルカ一回目:船から写真撮っていたら出遅れた(笑)
本当は一緒に泳げたのですが、写真撮るのに夢中で出遅れました。残念!
その次は父島の南側にある、その名も南島に上陸。
生態系保護のため、ガイド無しでは入れず、一人のガイドにつき15名まで。時間も2時間までと制限があるそうです。
まず、上陸したのが鮫池。
名前の通り鮫が来るそうですが、おとなしく人を襲うことはないそうです。
で、南島のてっぺんに登ってみると……
絶景。
写真の中央にある砂浜が扇浜。
扇の形してるからですね。そのまんまですが。アオウミガメが産卵に来るそうです。
カタツムリの殻がたくさん転がってました。
絶滅したけど殻だけは残っている種で、殻はヤドカリがご利用されてました。
リサイクル?
南島には陰陽池というのもありまして、こちらは濁っており泳ぎたくならない感じでした。
イルカ二回目:近くで見えた!
このときは私も一緒に泳げたのですが、でも写真撮り損ねて残念です。
イルカ三回目:イルカが潜水していたけど、何とか撮影できました!
……のは良いけど、クラゲに両腕刺されてしまいました。
泳いでいたら急に両腕がビリビリする感じで一瞬パニック状態になりました(笑
透き通った猫じゃらしに膜をかぶせたようなものが漂ってましたが、あれがクラゲだとは思わなかった……。
胞刺は砂粒大の赤い粒に透明な糸のようなもの。
酢をかけると良いとか、熱いくらいの温水をかけると良いとかで両方実施。
一時間くらいはビリビリした痛さが残ってましたが、数時間すると後は残れども痛くも痒くもないのです。後で数えたら、左腕12カ所。右腕3カ所。
実は私クラゲに刺されたの初めてだったりします(笑)
その後宿に戻り夕ご飯!
品数多い!
美味しい!
デザートもあったヨ!
旅費をケチらずに、朝夕二食付きの宿にして良かったと実感。
夕食の後は自転車で走ってみようかと思ったのですが、知らない島の道を走るのが怖かったので、三脚とGR持って外を散歩。空を撮るのが目的です。
だがしかし、雲が多いし、車道の脇で撮影のため、すぐあきらめてきました。
GRだと長時間露光が三分までなのですもの!
明日隅々まで島を走って、夕日スポットと天体撮影スポットを探してみよっと、
<3日目>父島 全道路制覇(予定)
○スコールに合った。
3日目。朝ご飯を頂いて、洗濯したのち道路制覇に向けて出発!
朝ご飯はこんな感じで軽め。個人的には朝ガッツリ食べて、夜炭水化物減らしたかったのだけどなぁ……とか、思いながらもガッツリ食べる私。
夜だって、自転車で走り回った後だからカロリー補給しないといけないからガッツリでも良いのです(多分)
こちらがお世話になった、「境浦ファミリー」です。
海辺で周囲には何もなくて夜は海の音、虫の声、たまに通る車の音しかしないステキなところ。
港から少し距離があるのですが、そこは自転車があるから問題無し!
さて、まずは境浦から南下して洲崎へ。
特に何もなかった……。
でも、バンに乗っていたおじさんから、午前中ならコウモリが寝ているかもしれないとの情報をゲット!
タコの木にぶら下がってるみたいです。(結局この日は見つけられなかった……)
到着してしばらくするとスコールに合って足止めを食らいます(笑)
わかりにくいのですが、高速シャッターなので雨粒が写ってたりします。
三十分くらい小屋の中で雨宿りしてました。
晴れ間を見計らって、次は小港海岸まで移動です。
途中に亜熱帯農業センターがあったので寄り道。
ホントに寄り道しただけなので、特になにも見てません……。(ダメじゃん)
で、ちょっと迷いながらも小港海岸に到着!
コペペ海岸で一緒に雨宿りしていたかたと出会いました。
コペペから遊歩道があったので、そちらから来たのかな?
(帰りのフェリーでお話聞いたら車で来たとのことでした)
海がめちゃくちゃ綺麗!
でも誰もいないので独り占めです。
すげぇ。
○舐めてた
父島一周コース、なめてました。
地図上の道路を全部制覇しようと意気込んで、小港海岸から亜熱帯農業センターへの坂を上ります。途中にあるトンネルの道ばたに泥が薄く積もっていて、自動車をやり過ごそうとブレーキかけたとたんにスリップして焦りました(笑)
亜熱帯農業センターを少し見た後、付近にあるという豆腐屋さんを探すも見つからず、諦めて夜明け道路方面へ行きました。
で、ここからが甘かった。
中央山の標高319メートル。
青看板に書かれた距離、メモし忘れたけど10キロメートル未満!確か6〜7キロメートルくらいだったような気がする!
急坂注意10%の看板ばっかりなのですよ!
時速4キロ以下でへろへろと坂をひたすら上り、夜明け道路から巽道路の分岐に差し掛かります。
このときは、こんなにキツイ坂だと思ってなかったので、巽道路への分岐に一瞬悩む私。
だがしかし、目的を忘れてはいけないと思い、1秒ほど悩んだ結果ゴー(笑)
とりあえず巽道路をへろへろ上りきって、遊歩道の入り口に到着。
おや?
……とりあえず、私は遊歩道を使うわけじゃないので石は入れませんでした。
ていうか、激坂続きで余裕ナシ!
今考えてみると、壷の中だけでも見ておけばよかったな……
夜明道路までの分岐地点までの一時の下りを味わい足を回復させた後、
中央山へむけてひたすら上ります。
で、ようやく到着した中央山!でも、曇ってる!
晴れていたら絶景なんだろうけど残念です。
展望台まで上って一休みしましたが、水の残りが心配になってきました。
2.5リットル持ってきた水が残りわずか0.5リットル。
地図を見ると一度下ってまた上りがあるもようです。
体が限界に近づく中で初寝浦展望台に到着。
ふと見ると首無しの二宮尊徳像が……。
二次大戦時に米軍が首を切り取って記念に持ち帰ったとかなのですが、これ、夜見たら怖いですよ。マジで。
あと、野ヤギ発見!初野ヤギ!
少し休憩。まだまだ先が長そうです。
その後は国立天文台を発見!
……門が開いていたので、勝手に中に入って見ちゃったのですが。
電波望遠鏡だ!かっこいい!すげぇ!
さすが光害がない小笠原諸島。父島に望遠鏡を作るのも納得ってもんです。
またヘロヘロと上ったり下ったりを繰り返しながら、見えてきたは旭平展望台。
こちらは道路の脇が展望台になってました。絶景!
ちょうど海沿いのカーブの箇所です。
ここが第二のピークだと良いなと思い写真を撮っていると原付で来たおにーさんに「自転車ですか……」と声をかけられます。(ここ、実は複線になってました)
中央山山頂でしみじみと感じた「我ながらバカだと思いました」と返す(笑)
地図とGPSを照らし合わせるとここがピークのようでした。頑張った!
○おなか空いた
旭平展望台を過ぎるとあとは急カーブの下り坂。
父島の車道ってドレーンが多い上、落ち葉が積もっていたりと非常に落車しやすそうなのです。
ですが、対向車もほとんど無いのでラクチンでした。
下り坂を攻めたくなっちゃうお年頃ですから。
一気に奥村地区まで下ってスーパーに駆け込みカロリーと水分補給!
アイスモナカ2個と菓子パン一つを食べたけど、絶対それくらいのカロリー分は走ってるはず!
○全道路制覇できず
カロリーと水分が補給できて一安心。
残すは港周辺と釣浜方面と宮之浜方面、三日月山……と、まだまだ有るけどすべて上り。
いつもの99メンバーのナシの話では、父島来たとき原付で島一周タイムトライアルを何回かやったとか言ってたけど、自転車だと無理!
フロントギヤにコンパクトドライブ欲しいとか、14インチで長距離の上りきついとか、一眼レフ(PEN-Fだけど)重いとか、宿の夕食の時間が近づいてるとか、ブログの更新をするためにわざわざ無線LANアクセスポイント買ったのに使ってないとか考え、残りの道路は明日に回し、情報センターに行くことにしました。
……こちらも登りだけど。
オチとしては、持ち込んだ無線LANアクセスポイントとノキアN95の設定が悪かったせいかつながりませんでした。残念!
結局据え付けのLet's NoteにN95を刺して写真数点のみアップしただけで一時間経過しそうになったので撤収!
しかも、情報センターの写真撮り忘れてました……。
N95で書いたメールの下書きやテキストメモをテキストファイルとしてパソコンから直接見られたらいいのになぁ。
とりあえず、翌日リトライのためにN95用のテキストエディタを入れようとするも、必要なライブラリを保存し忘れたりとてんやわんやでした。
接続設定見たら自動設定スクリプトを使っているようで、そのアドレスだけ控えたけど、どう設定するかわからん馬鹿1名(笑)
○とりあえずシャワー
宿に戻って荷物を置いたら、まずはシャワー!
今日は汗かき過ぎで気持ち悪いし汗臭いのでなにはさておき直行です。
シャワーの後は洗濯機にいろいろ放り込んで夕食のために外に出てみると、ちょうど夕焼けの時間帯でした。
今日の夕食も豪華!
しっかり走ったから体がカロリーを欲しがってるはず。ばっちりいただきました。
食事を済ませ、洗濯ものを干し、今日の出来事を記録していると、外は雨が!
一抹の不安を感じながらも再び外を見ると止んでるし。
島の天気は変わりやすくて、島の道路は激坂ばっかりと言うことが解った一日でした。
○本日の走行記録
……と言っても、距離と高度のみですが。
図中の区間は、小港から中央山までの距離及び高度差を示しています。
そりゃ、島の山だからキツイわけです。
<4日目>父島 未走行分補完
○四日目
おみそ汁の奥にある、多分魚のフレーク。美味しかった……。
朝、ご飯の後、同じ宿に泊まっている二人連れと雑談。
どうやら農業センター付近にある「森の喫茶店」から二見港が見えて綺麗だとか。
というわけでやってきました、森の喫茶店。
鯨の看板?が目立ちます。
静かなとこでマンゴージュースを頂きます。
坂が多くて境浦からの道だけで汗で水没状態。しばし休憩。
ハイビスカス(多分)にとまるハチを接写しようとするもなかなか出来ず諦めます。小一時間ほどのんびりて汗が引いたので、次は二見港近くにあるというビジターセンターに行ってみようっと。
で、出かける直前に喫茶店のご主人にバナナを頂きました。
いわゆる普通のバナナと同じ種らしいんですけど、初めて食べた……。
甘いけどすこし酸味がある感じ。
○小笠原発見の碑
と言う看板に惹かれて寄り道。
目の前にある小笠原神社に参拝を済ませて撮影!
無人島発見之碑から二見港が見えます。
なんだか、男の子の冒険心をくすぐるじゃないですか!
ですがペツルのLEDヘッドライトだと見えなかったので、自転車のヘッドライトを手に再突入!
明るい!さすがキャッツアイ!1ワットLED!
○ビジターセンターとギョサンの事
ビジターセンターではギョサンの話を聞く。
ギョサンてなんだろうと思っていたのですが、鼻緒一体型のカリプソタイプサンダルの島名らしいのです。元は漁業組合用サンダルだから、ギョサン。
岩場でも滑らない、一体形成だから鼻緒が抜ける心配もない、とのことで島でブレイクしているらしい!
地域情報誌のバックナンバーもらっちゃったよ!
○小笠原寿司とカメの寿司
……を食べる。
お寿司の中心にあるものが亀です。赤身なのだけど淡白で、食感はシャキシャキした感じ。
食べやすい筋身と言ったところでしょうか。
奥の列の三つは島寿司。サワラの醤油漬けにわさびではく、練り辛子で握るのです。
初めて食べました。
○釣浜入口
釣浜方面に行ってみたのですが、宮之浜への遊歩道と、釣り浜への遊歩道があるだけ。
今回はあくまで道路制覇なので戻ります。
ちなみに、釣り浜への道路から宮之浜方面への遊歩道が緩そうなのでant押して入ってみたのですが
すぐ階段になってしまったので無理でした。
水が綺麗!
○三日月山
相変わらずの急勾配をのぼり、ひーひー言いながらやっと到着!
なんで父島ってこんな急勾配ばっかりなのだろう……とか思う私(笑
到着したのですが、太陽が雲に隠れてます。
日没時間はビジターセンターでチェック済み。17時51分。
ですが、風強いし、雷雲でてるんですけど。
……結局夕日撮れませんでした。
○仲良くなる
暗くなる中全力で戻ってお土産を軽くチェックした後、全力で宿に戻って晩ご飯。
ギリギリ間に合わせるためにシャワーは後回し。
着替えも後回し。自分用のギョサンを確保したのでスニーカーから履き変えただけでまずはご飯。
今日もうまいよ先生!
で、食後にシャワー浴びたあとに情報収集のため宿のテラスへ。
父島でやってる手拭い屋さんがあるそうなので、出航前に行きたくなり場所をチェック。
……兼、二人連れさんと情報交換出来たらいいなという魂胆もありました。
案の定居た!
森の喫茶店とか、ギョサンの話からと盛り上がってしばし雑談。
○自主ナイトツアー
雑談で盛り上がっていると、突発的に「グリーンぺぺ三人で見に行かない?」と言うノリで、見てきましたグリーンぺぺ!
ばっちり光ってる!
実物はこんな感じで、竹に生えてます。
雨上がりでじめじめした場所に生えて来るみたいです。
で、ついでに「コウモリ見たくない?」
農業センターのタコの木に行ってみると一発で発見!
ラッキー!
光当てると逃げちゃうとの事でしたが、食後で寝てるのか動かずフラッシュ焚いて撮り放題!
で、ついでに「夜行虫見に行かない?」と小港海岸まで足をのばし波打ち際に輝く夜行虫を堪能。
夜光虫は撮影できませんでした……。
空を見上げると満天の星空。
で、つ(ryと中央山に行き展望台に登ってみると、マイナスイオン満載の風。空を見上げると、雲で見えない!残念!
ですが風が強いせいかしばらく待つと雲が移動したりして星を堪能。一服しながら星空を満喫出来ました。
ここでなんとなく自己紹介。名古屋のお二人はタダシさんとノリさん。名前忘れやすいから書いちゃう。
ここまで来たからと、国立天文台の話をすると、まだ見てないとの事なのでゴーです。
夜、ライトアップされた電波望遠鏡が滅茶苦茶カッコイイ!夜も門が開いていたから観光用にと公開してるのかな?
昼間よりも迫力あります。
まさにFreedom!(日清食品的な意味で)
と、何となく出た夜の父島ツアーでしたが父島最後の夜を締めるには十分すぎる内容でした。
島に来たら夜も楽しまないと勿体無い!
宿に戻ったのが24時過ぎ。
今朝は寝坊気味だったので明日は早く起きて手拭い屋さんに行ったり港周辺を散策したりしないと!
以上、島最後の夜でした。
○本日の走行記録
図中の区間は、二見港から三日月山ウェザーステーションまでの距離及び高度差を示しています。
三日月山もなかなかハードでした。
私以外に自転車で来ていた方も居たのですが(ビアンキのハードテールMTB)、それ以外は皆自動車か原付でしたもの。
○ミラクルフルーツ
食後、ご主人にレモンとミラクルフルーツを頂きました。
赤い小さな実で、グミというかゼリーみたいな食感で、大きなタネが入ってました。
実はホームページを見ると書いてあったので、いつ出てくるかと楽しみにしてたのです(笑)
まずはレモンを普通に食べて、
その後ミラクルフルーツをかじって、
その後レモンを食べると……甘い!
私、普通にレモン食べられるんですけど、レモンの味じゃない!すごい!
2時間ほど効果がつづくそうです。
レモンが余ったのでレモン水を作ってみました。
1/4にカットして出してもらったレモンも、更にナイフで薄く切って、ペットボトルに投入。
書き忘れてましたが、境浦ファミリーは美味しい湧き水でも有名なところだそうなので、湧き水レモン水。
バッチリ。
○パンク
戦績ツアーに行くというタダシさん、ノリさんを見送った後出立の準備をしようとantを見ると……パンクしてるよ!
実はこの車体で自分でパンク直すの初めてなのです。かなり乗ってるのにすごい耐久性です。
チューブの真ん中の繋ぎ目に穴があいてたのでゴミかと思ったのですがタイヤを見ると見つかりません。
父島の車道はドレーンが多いので、スネークバイトか、もしくはチューブの寿命かどっちかが原因ですね。
○パンク修理後の事
10時まわってます。しかも、宿泊者のコミュニケーションノートが有ったので、つい書き込んでしまいました。antの絵も描いて、toMo@まんぼう通信局で締めてみたのはちょっとしたお茶目です。許してください。
出発直後、境浦の海岸に大戦時の船が沈没したまま残っているとの話を聞いて見てみました。
確かに見える……。
境浦で泳ぐ人はあんまりいないとかいう話も聞きました。幽霊が出るとかでないとか(笑
その後、目的の手拭い屋、海豚屋さんは地図とてらし合わせて何とか見つけました。
宿の敷地の中に有ったので少し解りにくかったのです。
買いたい物も買えたし、パンクのおかげで時間掛ってしまったので、先に乗船手続き済ませてしまうことにしました。
ant預けたかったし。
ant預けて、重い手荷物は待合所に置いた(盗難とかちょっと怖かったけど)後は、
生協に行ってみたりお土産屋を回ったりしてネタを仕込みます。
なんと生協にオーストラリアのXXXX(フォーエックス)が有ったのです!
7本ほどまとめ買い。
25.5時間の長い船旅なので、これを活用して、話の合いそうな人と仲良くなろうといった魂胆です(笑)
○出航
島の天気が曇り始めるなか、船が出航。
お世話になった父島タクシーの船も来てくれたよ!
ありがとうございました!
○仕込み成功
まずは出航祝いにと甲板上で1缶開けてみるとコペペや三日月山で出会った方を発見。XXXXをご存じらしく早速誘ってみます。乾杯。
空港関係で働いてる方で仕事でいらっしゃったそうです。
空撮した写真見せていただいたり(すげぇ!)写真の見せ合いっこをしながら夕方までカツオドリを撮ってました。
GRデジタルだと等倍で何とか見られる程度……。
こういう時は望遠レンズが欲しいですね。
しかも、空が曇っていて背景暗いし。
一度、船のすぐ近くに雷が落ちてびっくりしましたよ……。
閃光が縦に走り、周囲の雲が明るくなるんです。凄かった。
さらに、夕日を撮ろうとしたのですが……やっぱり曇ってる。
赤くくすんだ色の雲を、味とするかはどうかちょっと微妙なところ。
次は今年社会人一年目という、関西から来た二人組。多摩川近辺に居るそうで、多摩サイのロードレーサー見ていて良いと思ったとか仰るので、それにつられて話が(私だけか?)盛り上がったりして、テーブルのある甲板に移動して乾杯。
話をしてると一人は中央山アタックして、旭山展望台で出会った方と判明。いろんな所でリンクして面白い!
三日月山展望台で夕日を撮っていたときに、マミヤの6×7で撮っていた方とも合流して島のシュノーケリングの話になったりするのです。ガイドを頼むと行くところは大体同じなのでどんな人とも話が盛り上がるのが父島の旅だなと思いました。
そ話をしてるとマミヤの方と入れ違いで、一年生の二人とユースホステルで一緒だった方も合流。フィッシュアイのトイカメラ持っていたのでトイカメラの話を降ってみるとなんだか盛り上がってしまう。
更に、輪行という言葉が飛び出してきたので話が加速(笑)
グァバをもらってきたというので早速頂いてみました。そのまま食べたの、初めてかもしれません。
夜まで飲みながらグダグダに雑談してましたが、雲で星は見えないし風が強いので退散してお開き。
シャワーを浴びた後、星を見に甲板に出たのですがそこでも一緒になったりしました。
時間が経つにつれ雲の切れ間から星が見えて良かった……。
一人旅をしていて、人と話をすることは有るけど大体が一度限り。
ですが、馴染みになったりできるのが小笠原の旅の醍醐味かなとも思った5日目でした。
<6日目>太平洋→竹芝桟橋→自宅まで自走
○朝日を撮る
五時前に目がさめて窓に目をやると微かに明るくなってました。カメラを持って甲板に出てみると、見たことある人達が朝日を撮りに出てました。
みんなやることは同じか……
朝日は雲が分厚くイマイチでした。それでも粘ってみましたが、リバーサルフィルム終了。昨日のカツオドリで撮りすぎたのが敗因か……。
残りのフィルムはネオパンSSの24枚撮り一本のみ。
詰め替えて9時からの船内見学ツアーに備えて寝ることにしました。
○朝ご飯
今日はこんな感じ。
1000円超えてしまった……クロワッサン150円は、さすが船価格といったところですね。
○船内見学
昨日予約していた見学ツアー集合場所にに少し早めに行ってみると、昨日夜一緒していた一人とすれ違います。
行きたがっていたので案内所に聞いてみてはいかがかと話を振ってみると飛び込みでもOK!
やったぜ大将!
私が受け取った番号札と同じグループと言うことにしてもらったので、自己紹介と言う流れになり、名刺を渡してみる。
名前教えて貰ったけどすぐ忘れるので、オカさんと書いておこうっと。
更に昨夜出会った人とすれ違い、こちらも飛び込みでOKでした。
見学では制御室、エンジンルーム、ブリッジの順に案内して貰いました。
写真撮影OKだったのが嬉しい!
○ケータイの電波が通じた!
14時過ぎ、船内でビジターセンターで貰ったものを読み終えると潜水艦が見えます、とのアナウンス。
カメラ持って甲板に出てみると、やってきました東京湾!
東京湾に入ってから、船の速度が半分近くに落ちました。
周囲に船が多いからでしょうか。太平洋上では時速40km/h程度で動いていたのですが……。
○内地上陸
東京湾に入るにつれ、海の色がくすんで濁ってきて、なんだか「帰ってきてしまった」というか、「もう少し居たかった」という気持ちが沸々と湧いてきてましたが、一週間留守にした内地に到着しました。
船を下りて宿で一緒だったお二人を見つけて握手。
船で仲良くなった人とも挨拶して、自宅まで自走して父島ツアー終了。
挨拶の言葉は、「また、どこかで!」
いろいろと充填できた旅でした。
奄美も良かったけど、父島もまた、帰りたいとこになりました。
おっと、その前に沖縄にも帰らなきゃ。
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.manboutsushinkyoku.com/mt-tb.cgi/677
投稿者 DFR.@XRF : 2008年09月20日 03:22
いやー、良い旅してますねぇw
私もいつか船旅輪行しようと思っていたのです。
とはいえ、自分のお休みを考えると伊豆諸島がいいとこ限界なんですが。
さすがに小笠原までは行けません・・・・。(^^;ゞ
9q標高差333mでアップダウンのくり返しだと、登坂部のみの勾配はそこそこありますねぇ。
箱根(10.7q6.6%)・スバルライン(24.1km5%)とこなしてきたので良く分かります。
あー、私も満点の星空を楽しみにどこか行きたい・・・・けど、まだしばらくは夜空を楽しむ余裕なんて無い、
24時間走に注力致しますw(^^;ゞ
投稿者 toMo@管理人 : 2008年09月22日 12:14
とても良い旅でしたよ!
船でしか行けないからこそ、人々との交流が楽しかったのだと思います。
今回は自転車とカメラがとても良いコミュニケーションツールになりました。
あ、エントリ見ました。
キャノンボールアタック成功おめでとうございます!
2008年09月 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 |